複数の派遣会社に登録しておくことで良い会社にめぐり合う可能性も上がる

1社しか登録しないデメリット

派遣社員として派遣先の会社で働く際、派遣会社に登録をするというのは最低限の行動であります。
派遣会社からお仕事を紹介され、派遣先の会社の面談をパスしてやっとお仕事に就くことができるのです。
その派遣会社の登録なのですが、1社の派遣会社にしか登録をしない人が結構多かったりします。
実際のところ、派遣会社への登録は複数の会社に登録したほうが大いにメリットも生じてくるとされているのです。
とはいえ、派遣会社側は他の派遣会社でお仕事が決まってしまうということだけは避けたいので決して勧めてきたりはしません。
ですが、1社のみの登録だと派遣でエントリーをしても必ず決まるとは限らないので、面談で不採用になった場合にまた1から仕事を探さなくてはいけなくなり、仕事が決まるまでに時間がかかってしまうというデメリットが生じてしまうのです。
では、1社しか登録をしていない場合のデメリットとは他にもあるのでしょうか。
まず挙げられるのが、仕事が決まるまでに相当待たされるということがあり、長くて1ヶ月以上待つという結果にもなりかねないのです。
ですが、1つの派遣会社で同時にエントリーできるのは1社までで、2つ以上だと必ず辞退が発生してしまうためにどこの派遣会社も同時エントリーはできません。
しかし、派遣先の会社は複数の派遣会社から紹介を受けていることがほとんどなのです。
一般的には、5社ほどの派遣会社の中から1人を選ぶことになりますので、もし他の4社の中に入ったとなればさらに2週間ほど待つというのはよくある話でもあります。
ということから、効率よく派遣社員として働くには1社登録だけではなく、複数の派遣会社に登録するのが常識でもあるのです。

2社で内定をもらった際は交渉次第で簡単に時給は上がる

複数の派遣会社に登録をし、2社から同時に内定をもらった場合、交渉次第では簡単に時給を上げることができるのです。
たとえば、A社の時給が1500円、B社の時給が1600円だったとします。
これだけを見れば時給の高いB社に行くのが通常の考えになりますが、他の条件面に関してはA社のほうが良いのでA社に行きたいとする場合、A社の営業担当の人に交渉すれば簡単に時給も上げてくれるものなのです。
要するに、時給を100円ケチったばっかりにB社に行かれるほうがよっぽどA社にとっては痛手となるのです。
後、4月スタートのタイミングはどこの派遣会社も新しいポジションを狙っていますので、そういったときこそ時給の交渉もしやすいといわれています。