登録会の手順

 派遣の仕事を始めようと思ったときにまず必要になる作業は、実際に派遣会社に登録し、登録会に出席することです。

この場では個人情報を登録するだけではなく、派遣の制度の仕組みについての説明やスキルチェック、そして派遣会社のコーディネーターの方との面談を通じて仕事の希望、要望などの条件を伝えることが必要です。その場で仕事を紹介してもらえてその場で承諾することもできますが、後日仕事を紹介され、さらにじっくり考えてから仕事を選ぶということもできます。

 登録会の時の面談は面接とは異なり、自分に合った仕事を紹介してもらうための相談のような場です。あまり緊張や遠慮はせずにきちんと自分の考えていることを伝えられるようにしましょう。

 ~持ち物~

 登録会には必ず持っていかなければいけない必需品があります。

 ・印鑑

   印鑑は登録会で派遣契約などをかわすため、必ず必要になるので忘れないようにしましょう。

 ・身分証明書

   身分証明書も契約には必ず必要になるので要注意です。

 そのほかにも履歴書や証明写真、銀行口座がわかるもの(通帳やキャッシュカード)が必要な場合もあるので登録会を申し込む際にきちんと確認しておきましょう。

 服装

 面接というほどではないので服装はどうすればいいのか悩んでしまう人も多いのではないのでしょうか。希望の職種にもよりますが、基本的には男女ともにスーツで行くのがよいでしょう。特にきちんとしたオフィスに勤務するような事務仕事等を希望されている方はスーツを着ていきましょう。ですが、短期のイベントスタッフや軽作業の仕事を希望している方は登録会の際もきっちりとスーツを着ていく必要はないようです。

 行動

 登録会では実際に仕事を紹介してくれる派遣会社の人にどんな人物かを見られる場でもあるので、よりよい仕事を紹介してもらうためには行動にも気を遣たほうが良いでしょう。

 一番重要なのは挨拶です。どの仕事であっても勤務先の人との関係性で問題が生じてしまっては仕事がうまくいきません。もし挨拶がきちんとできていなかったら「この人は勤務先の企業で仕事がうまくいかないかもしれない」と思われてしまいかねません。普段から意識して挨拶を行うよう心がけましょう。また、登録会中の説明を聞いているときの態度や、受付時の態度、そして面談時のコミュニケーションも相手に与える印象にかかわる行動なので気を抜かないよう、登録会が始まる前に一度確認しておくことをおすすめします。